chiharu410kun’s diary

成東高校陸上競技部の状況と成功メソッドについて掲載

目指すものがあり、高い集中力

第20回LOCK-J秋の陣は11月23日(木)東金アリーナで18校と一般参加の数名により実施されました。稲毛高校中高一貫ということで中学生も参加しました。

朝のうちは小雨でしたが気温も比較的高く、3000mのレースとしては”ある意味好コンディション”でした。その後は晴れ時々曇り、気温は20℃を超え、更に微風の申し分ないコンディションでした。

そして今回は写真判定機に速報版と(手前味噌ながら)グンとグレードアップした大会となりました。

好レースと好タイム続出で、大会記録もたくさん誕生しました。と共に「意欲的な走り」「積極的な参加」が印象的でした。勝手な見方かもしれませんが、大会記録更新を意識した、積極果敢な走りには目を見張るものがありました。

LOCK-J秋の陣は、時期的なこともあり、練習的な大会の質、公式大会ではなかなか実施しない種目ということもあるのか、(出場制限なしでもあり)、1人あたりリレーを除いても3種目は出場していたようでした。正直運営がたいへんでした(嬉しい悲鳴です)。

要項を送付したのは1カ月以上前でもあり、自分が出場する種目を練習してきたかなと感じる部分もあり、逆にその練習こそが”この時期秋季練習として意義あること”と自負している次第です。

また貪欲にやってみよう!という雰囲気もありました。400m400mハードルの選手にとっては600mなどはスタミナアップにはちょうどよい距離かもしれません。長生高校の田中さん(県新人400H第2位*関東新人第3位)は、私が知る限りでは、600m(大幅な大会新)、300H(大幅な大会新)、午後には200mとメドレーリレーのアンカー(400m)。外部からの強制で出場はないでしょう。本人の意欲のでしかありません。素晴らしいです。


また稲毛中1年生の○○君は、貪欲というか無謀というかなんと300Hに出場しました。ある審判の先生との会話。小柄なその生徒に「大丈夫跳べるの?」「ハイ、さっき跳んでみたら跳べました」「300mでハードル8台だけど?」「大丈夫だと思います」。小柄な1年生にとって91,4㎝のハードルは壁だったかもです。最初は片足で踏み切って跳んでいましたが、後半は両足でジャンプ!?。会場全体が固唾をのんで見守る中、無事!?finishしました。大拍手を受けておりました。参加は顧問の先生の了承を原則としていますが、どうだったんでしょうか。顧問の先生がその後私のところへやや謝罪気味にやって来ました。深層は分かりかねますが(笑)、彼の今後6年間を追いかけたいと思います。

ちなみに彼は、300Hの前に実施の300m競争にも出場していました。疲れを知らない?いつの間にか疲れがあるから片方回避?少年の心を忘れない。先入観や人づての話がいつの間にか常識を作ります。それって常識?非常識?どこ基準で非常識?

狭い、小さな、ちっちゃな考えは捨てましょう!意欲的に挑めば世界が変わる!

《今から明日から未来のための勝ち組習慣》