よく勉強ができる「できお」君、あまり芳しくない「ふでき」君の会話。
(ふ君)「いや~最近、テストもないし、学校も休み多くて、全然勉強してないなぁ」
(で君)「自分も、何か気が乗らなくて、やってないよ」
(ふ君)「できおもそう~。何かやる気になんないよな~(笑)」
☆でもテストもでき、成績は上位。「あいつやってないって言ってたのに・・」
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中学時代同級生で同じ陸上競技部員、のびお君は強豪校、トドまる君は公立普通高校へ。高校は違えど陸上競技部に所属している。
電車内で行き会った時の「のびお君とトドまる君」の会話。
(ト君)「よ~久しぶり。最近free期間が多くて、あんまりやってないよ」
(の君)「同じ。全然走ってないなあ」
(ト君)「やっぱそ~か。朝もゆっくりしちゃうし。ワッハッハ(笑)」
☆でも記録会などでも自己記録レベル、時に自己新。「あいつ走ってないはずなのに」
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何となく、どこでもありあそ~な会話。違和感も特に感じないのですが。
どこが不明確かというと、この2人の”普通基準””普通レベル”にあるのです。
上を行く人が、全然やってないということに同感、納得するのはどうでしようかね。
というのは、「全然やってない」の基準はどこにあるか?全くやっていないことはないでしょう。出来る人ほど優れている人ほど、やらないことに不安が募るのです。
別に上っ面の会話で、相手に本音を言わないなんてことはありません。
自分基準で「この頃全然やってない」のです。
自分の普通はどのレベルなのでしょうか?
勉強しないで勉強ができる人はいません。
練習しないで強くなる人もいません。
大雑把な言い方ですが「1回やってできる人もいます」「10回やってできない人もいます」
君はどちらのグループに属しますか?
《今から明日から未来のための勝ち組習慣》