元気の出るホントにあった凄い話シリーズ②

「ｍみこ」さん

◇１００ｍ走り幅跳び専門から８００ｍへの転身
入学入部当時、身長１５０ｃｍ体重５０ｋ。女子にしても小柄にして、少々ｗｅｉｇｈｔオーバーという印象。
　種目はどうする？「中学校時代は１００ｍや走幅跳をやってました」と。記録は１４秒後半（というよりほぼ１５”）。走幅跳は３ｍ８０位と。本人の自由だけど、この種目では個人種目での県大会出場は難しいと思っていた。
　１年次新人支部では、予想通り両種目とも予選落ち。と県新人が終わって秋季後半冬季へという頃、
「先生、私８００ｍにします」と。「えっ！（絶句）」。心の中ではホント言って無理でしょうと思っていた。

本気になると何かが変わる。

　それ以降、いばらの道が続く。心折れないか心配したこともあった。２年次県総体支部予選落ちだったと思う。
　更に本気になった。本気でダイエット。体重が見る見るうちに減っていった。併せて記録も向上した。

色々なことの歯車がかみ合いだした。
　２年次県新人支部、１年次の記録を約３０”縮め、第１位となった。県新人はタイムレースで９番目で決勝進出を逃した。
その冬も元気いっぱい。心も体もバテない人に変貌していった。きついレペも元気いっぱい飛び出し、ベスト！
　走り終わってからも、明るく、まだダッシュ位できます。思ったほどきつくないです。乳酸大好き・・・。皆への掛け声も人一倍だった。
　県総体は準決勝で７５０ｍまで２位、最後後続に抜かれ準決勝敗退となった。凄いレースで、何としても決勝進出を目指したレースは誰の目にも明らかだった。