chiharu410kun’s diary

成東高校陸上競技部の状況と成功メソッドについて掲載

さあ冬季も後半あと1カ月*真剣に考え挑もう!

年が明け、暗く寒く、更にコロナ禍・・・ネガティブな1カ月が過ぎようとしています。とはいえ「その冬季トレ」の時期もあと1カ月を切ろうとしています。心技体生活、自己の計画・予定・自己規律通りに充実していますか?

「この時期の思い出」

T高校に赴任して初めての冬。これまでの考え方や習慣・慣習の違いに色々戸惑いつつの日々でした。冬休みはオールフリーで集合なし=各自の自主練習。自分は関東選抜合宿(千葉開催年)のコーチで3泊4日で関東各都県の優秀な選手を指導する。「あれ?なんか変な感じ」。強い選手が合宿をして、その選手に追いつこうとする部員はフリーか?12月24日の年内最後の練習日に「どこを目指して練習するか?冬休み中に考えておくように」と指示。1月7日約束通り部員でミーティングをしました・その回答が「部員全員が県大会に出る」というもの。当時10人足らずで個人での県出場は数人、リレーでは男子マイルのみでした。県大会に出場できない部員の方が多い状況でした。「わかった。それならライバルに勝たなくてはいけない。ライバルよりも多く練習しないといけない。やりますか?」やや不安そうでしたが「やります」という反応でした。でもその後、寒い暗いつらいの3拍子揃った時期を熱い気持ちで乗り切り、春の県総体では(個人での出場は果たせなかった者も数人いたが)リレーでの出場を果たし、公約通り全員が県大会に出場しました。

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そんな中、2年次総体では県出場ならず、新人では110Hとマイルリレーのみのキャプテンが「先生、僕400Hをやります」と申し出てきました。新人大会終了後に「110Hとマイルなら、400Hできるのでは?」と伝えると「400Hって辛いじゃないですか」と。それから4カ月彼は考えていたんですね。「このままじゃダメだ。逃げたらアカン」と。その後の練習は目を見張るものがありました。寒い冬に熱い魂と走りでした。総体では準決勝進出、決勝まであと2人でした。「もっと早く決断しておけばよかった」と後悔を笑顔で?笑顔で後悔?でも清々しい表情で話していました。やり切ったのでしょう。

自分で決めて、挑んでいく。昔も今も変わりません。

寒いながらも日没は長くなりつつ、ほんの少し温かみを感じる日も・・・。この1カ月=正味20日間位でしょうか。今まで以上に「大会を見据え、納得の1日、満足の練習」を積んでいきましょう!棚ぼたはありませんよ。

自己規律の実践継続こそが自分を変えます!成長の決め手です。言い訳なしでね!

《今から明日から未来のための勝ち組習慣》