chiharu410kun’s diary

成東高校陸上競技部の状況と成功メソッドについて掲載

第14回LOCK-J秋の陣

この時期は何といっても天候が一番の不安材料でしたが、「好天絶好トラック最終戦日和」となりました。陸上競技の神様に「感謝」です。今回は17校の参加(運営ギリギリの参加数で嬉しい悲鳴)となり、盛況でした。

祈る – illust STAMPO (イラスト スタンポ)

【開始式にて】LOCK-J企画の経緯や理念を話しました。また「余程のコンディションでない限り20%以上が自己新もしくは満足の結果がでるので”その20%”に入れるよう頑張って欲しい」と話しました。当日の結果も一喜一憂ですが、この大会へ向けて”秋季練習”をすることで技術の進歩やヒントがあったものと思います。それが一つの成果です。

回を重ねるうちに大会記録も向上し、毎回数多く更新(多い時は10種目位)されましたが、今回は2つでしたが大会記録に近い種目も多くあり、全体的な底上げがなされていると思います。

★敢闘賞

「男子」今関君(稲毛)走幅跳三段跳両種目1位  ※三段跳大幅自己新13m台

「女子」高橋さん (稲毛)1500m(4'50")3000m(10'17")の大会記録更新

★特別賞 中村君(大多喜3年)5000m1500m800m出場 1500m自己大会記録を更新4’06”台は立派。受験勉強と並行して陸上の練習も欠かさない生活習慣を続けているそうです。※原則3年生の記録は大会記録にはなりませんが好記録です。

【閉会セレモニーにて】自己記録更新者の挙手は明らかに20%以上でした。

競技力向上へ向けてのヒントとして「自己規律」の話をしました。これは自分で決めたことを貫き通すことです。急に難題を課す必要はありません。人が成長する絶対的条件がこの自己規律を設定し、毎日継続することなんです。

<全中女子砲丸投げ優勝者インタビューにて>NHKのテレビ放映でアナウンサーが「最終投擲での大逆転勝利の勝因は何ですか?」の質問に『ハイ365日毎日皿洗いを欠かさなかったことです』と答えたそうです。顧問の先生からすると「自分で決めたことは何が何でもやり通すこと」と教えたところ、母親から電話で「先生39℃の高熱なんですけど、布団から出てきて皿洗いをするというんですがどうしたらいいですか?」先生は「好きにさせてください」。

皿洗いのコツ!べたつく油汚れをカンタンに落とす方法 ...

そこまでやれば「心が強くなった証拠です」。人は何だかんだ自分に都合の良い言い訳をしたり、人に言って同情や同感をかったりで自己納得します。そしていつの間にか元の習慣に逆戻り・・・。伸びていこうと思ったらこの自己規律を設定し、地道に実践継続することが第1段階です。簡単なことでいいんです。ちなみに自分は「走り終わって膝に手を当て下を向かない」「電車バスでは座らない」など小っちゃいことを高校の時、決めて続けました。もう一つ「あの時頑張っておけばよかった」と言い訳しないよう、いつの時でも真剣に取り組むということでした。君にもできます!

明日はLOCK-J秋の陣 投擲の部を成東高校で行います。楽しみです!

《今から明日から未来のための勝ち組習慣>