卒業して初めて”引退”ということになるが、実質的には”競技終了時点”で引退になる。
その時に思い出したエピソードをあげてみます。
※過去の卒業生(自分が成東高校赴任時に3年生で400H石川IH出場)に卒業文集(卒業時に”今思うこと”的な内容)を書いてもらっていた時代があった。その時のことを思い出しました。
<概要>他の部の同級生などがたまに口にすることがある。それは「部活もあと○カ月で引退だ!(何となく早く終わって欲しい的ニュアンス)」といった感じ。自分はできるだけ長くやっていたいと思っていたので、「早く終わりたいのが希望」ということは早く負けることなので、口には出さなかったが変な感じでした。「勝つために、勝ち進むのが目標じゃないの?」と。
※自分の思い出
<引退時のあるある>部活動種目関係なく多くの先輩が最後の試合となりそうな頃、「あの時もうちょっと練習しておけばよかった」。この言葉を中学1~2年の夏、高校でも1年生の6~7月によく聞いた。高校1年生の時、自分は3年生で引退する時には”絶対口にしない”と心に決めたことを思い出します。
現卒業生はもう高校が終了しますが、現12年生はまだまだ先があります。どうか”引退”する時に『やれることはやった。後悔はない』と言えることを心に期して活動していって欲しいです。その時その時に最善を尽くすことでいいんです!
大企業家となった京セラCEO稲盛和夫氏の講演テープを何度も聞きました。創業当時からの経緯と心情を語ってくれている内容ですが、沢山ある名言キーワードを思い出しました。「多くの人は有能な能力を持っていますが、引き出されていないと思います。能力があるのにどうしてそこまでしかいかないのか?それは頑張りが足らないのです。ちょっとやって”やった”と自分に言い聞かせているのです。そこで『誰にも負けない努力をしてきましたか?』。この問いに『ハイ』と言える位になれれば、どこまでも成長します。『私は誰にも負けない努力をしました』」。
まだまだやれる、こんなもんじゃないと自分に言い聞かせましょう。
今から考えれば素晴らしい成長、成果をあげた部員も入学当初にそんなに凄い成果を出すとは正直思っていなかったですね。やればできるんです。変われるんです!
目標達成を胸に、日々の自己規律をコツコツ実践していく!
地道なことの積み重ねが高みに上がれる最高の方法なのです!
《今から明日から未来のための勝ち組習慣》