令和４年度関東高校南関東地区予選は栃木県カンセキスタジアムで開催され、本校の池田空矢くんが男子ハンマー投げで第３位となり念願のインターハイ出場（今年は徳島県）を決めました！
各種目、東京神奈川山梨千葉から各６名ずつの代表２４名で競われ、６名がインターハイ出場権を獲得します。千葉県大会第２位、記録的には参加選手中６番目に位置していた池田君は１投目こそ慎重に投げましたが、２投目以降は全て自己記録を更新する快心の投げでした。最終的には自己記録を約３ｍも更新して、何と第３位となりました。何と素晴らしいでしょう。池田君は（本人は否定しますが）いつも冷静で落ち着いた競技を展開します。さすがに今回の１投目は緊張感があったように見受けられましたが、それ以降は競技を楽しむかのようでした。見ていて安心の安定感でした。
まだ華奢な池田君：右端
当日は校長先生も応援に来ていただき、「いいものを見せて頂きました」と興奮気味でした。正直目指し大会で自己記録更新や予定通りの競技をするのは簡単ではありません。口には出しませんでしたが、様々な心技体の準備が出来ていたのでしょう。忘れてはいけないのは自分以外の様々な人たちのお陰ですね。きっとわかっていることでしょう。感謝の気持ちこそ、競技力成長の大切な要素ですから。
残念ながらやり投げの大木君、女子円盤投ハンマー投げの伊藤さんは不本意な結果でしたが、２人とも「この借りは来年絶対この場で返す」と強い決意を口にしていました。幸い３名とも２年であり、今後の取り組みが楽しみです。
それにしても大会の楽しさ、もちろん大会レベルはインターハイが上ですが、南関東のレベル、千葉の強さ、勝負の面白さ、見どころ満載の大会でした。また来年、関東大会で活躍して欲しいものです。応援ありがとうございました。
《今から明日から未来のための勝ち組習慣》
『たかが陸上 されど陸上 やっぱり最高 陸上競技』
